2022.03.16 07:05
NY原油終値100ドル割れ 2週間ぶり安値
【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク原油先物相場は大幅続落し、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが前日比6・57ドル安の1バレル=96・44ドルで取引を終え、終値で節目の100ドルを割り込んだ。約2週間ぶりの安値水準。
中国で新型コロナウイルス感染者が再び急増し、事実上のロックダウン(都市封鎖)などの行動規制が拡大していることから、原油需要の減少が懸念されて売り注文が膨らんだ。ロシアとウクライナの停戦交渉が続いていることも供給不安の後退につながり、相場を圧迫した。