2022.03.15 11:59
東証、午前終値2万5385円 一進一退、原油相場下落は好材料
15日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は一進一退の展開だった。中国で新型コロナウイルス感染が拡大したことで、経済活動に影響が出るとの見方が悪材料となった。一方で、前日のニューヨーク原油先物相場が下落したことは、日本の製造業のコスト増加懸念を和らげ投資家心理の改善につながった。
午前終値は前日終値比77円26銭高の2万5385円11銭。東証株価指数(TOPIX)は15・98ポイント高の1828・26。
中国東北部の吉林省長春市は全市で居住区を封鎖し、全市民にPCR検査を実施すると発表した。中国の経済活動の停滞が意識された。