2022.03.15 06:07
NY株小幅反発、1ドル高 もみ合う展開に
ニューヨーク証券取引所(AP=共同)
【ニューヨーク共同】週明け14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅反発し、前週末比1・05ドル高の3万2945・24ドルで取引を終えた。原油先物相場の下落に伴って消費減退への懸念が和らぎ、買い注文が入った一方、米長期金利の上昇を背景にした売りも出て、もみ合う展開となった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、262・59ポイント安の1万2581・22。
ニューヨーク原油先物相場で指標の米国産標準油種が一時1バレル=100ドルを下回り、ガソリンなどの物価上昇への警戒感が後退。一方、相対的に割高感が意識されたIT関連株が売られた。