2022.03.14 16:32
春闘、電機はベア1500円以上 前年超え決着へ、16日回答
日立製作所や三菱電機など電機大手は2022年春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)に関し、月額1500円以上で決着する見通しとなったことが14日、分かった。おおむね千円以上で妥結した前年水準を上回る。新型コロナウイルス禍からの業績回復を反映した。経営側は16日に回答する。ベア実施は9年連続となる。
電機メーカーの労働組合でつくる電機連合は14日の記者会見で、月額1500円以上を妥結目標として労使交渉を進めていると説明した。電機大手の労組は3千円を統一して要求し、経営側との妥協点を探っていた。