2022.03.14 12:04
中国・深セン、コロナで都市封鎖 感染者急増、日本人学校もPCR
13日、上海日本人学校の虹橋校前で、PCR検査を受けさせるため児童を送りに来た大勢の保護者ら=中国・上海(共同)
【上海、香港共同】中国広東省深セン市政府は14日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、事実上の都市封鎖(ロックダウン)を始めた。20日まで続ける。中国政府は13日、無症状を含む市中感染者が中国本土で12日に3122人確認されたと発表した。11日の1524人から倍増した。上海では、日本人学校で地元政府の要請により全児童対象のPCR検査が行われるなど、当局は警戒を強めている。
人口約1700万人の深セン市では20日まで大部分の企業に在宅勤務や生産活動の一時停止を指示し、市民の外出を制限、バスや地下鉄の運行も停止する。この間、全市民に3回のPCR検査を行う。