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2022.03.13 17:18

ハンセン病隔離の象徴を保存 岡山、活用計画案まとまる

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 現地調査の際に撮影された、監房跡内部の監禁室の様子=2021年11月、岡山県瀬戸内市の長島愛生園(ハンセン病療養所世界遺産登録推進協議会提供)

 岡山県瀬戸内市の長島にある国立ハンセン病療養所「長島愛生園」などの世界文化遺産登録を目指す協議会は13日、同市で総会を開き、同園の収容桟橋と監房跡の保存・活用計画の基本案をまとめた。かつての国の強制隔離政策を象徴する施設で、後世に伝えるため劣化防止工事をしたり一部を公開したりする。


 協議会は瀬戸内市や愛生園、隣接する「邑久光明園」の両園入所者自治会などでつくるNPO法人で、2017年の発足後、両園の特に老朽化が激しい建造物4件の保存修復方法を検討してきた。うち設計図などの文献が多く残る愛生園の2件について今回、先行して基本案を策定した。

(c)KYODONEWS

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