2022.03.11 20:06
住宅にミサイル、町は廃虚 第2の都市ハリコフ、士気高く
攻撃で破壊されたウクライナ東部ハリコフの住宅地=10日(ゲッティ=共同)
【プシェミシル(ポーランド南東部)共同】ロシア軍の激しい攻撃を受けるウクライナ第2の都市、東部ハリコフに住むハリコフ大教員の男性(53)が10日、共同通信の電話取材に応じ「市民の住宅地域にミサイルが撃ち込まれている。無差別攻撃だ」と語った。市中心部の歴史的な建物も完全に廃虚になったが、兵士や市民の士気は非常に高いと訴えた。
日中はロシア軍の砲撃やミサイル攻撃が絶え間なく続き、夜間もロシア機の爆音が響いているという。市中心部の住民は地下鉄駅などで日夜過ごし、周辺部の住民は状況に応じて地下に避難していると話した。ハリコフ州庁舎は1日にミサイルで破壊された。