2022.03.11 15:15
東証大幅反落、527円安 停戦交渉進まず失望感
東京証券取引所=東京・日本橋兜町
11日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。終値は前日比527円62銭安の2万5162円78銭。ロシアとウクライナの外相会談で停戦への進展が見られず失望感が出た。米国の消費者物価指数の伸びが大きかったことや、欧州の量的金融緩和策の縮小方針も投資家心理を冷やした。
米国のインフレ加速懸念から東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=116円台後半で取引され、約5年2カ月ぶりの円安水準を付けた。
東証株価指数(TOPIX)は30・49ポイント安の1799・54。出来高は約14億2100万株。