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2022.03.11 12:53

中国首相、対ロシア制裁に反対 ウクライナ停戦協議を支持

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 中国全人代の閉幕後、オンライン形式の記者会見に臨む李克強首相=11日、北京(共同)

 【北京共同】中国の李克強首相は11日、全国人民代表大会(全人代)閉幕後に北京で記者会見し、ウクライナに侵攻したロシアに対する制裁について「世界経済の回復に打撃を与え、各国に不利だ」として、反対する立場を示した。ウクライナ情勢に「憂慮と痛惜の思いを深く感じる」と表明。「ロシアとウクライナが停戦協議を進めて平和的結果を出すことを支持する」と語った。


 「5・5%前後」に設定した今年の国内総生産(GDP)成長率目標については、経済状況が厳しい中、「実現は容易ではない」と述べた。


 李氏は「各国の主権と領土の保全は尊重されるべきだ」と述べ、ウクライナに配慮を示した。

(c)KYODONEWS

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