東証、一時６００円超安　停戦交渉に進展なく失望

2022.03.11 12:14

東証、一時６００円超安　停戦交渉に進展なく失望

高知新聞社

　１１日午前の東京株式市場の日経平均株価（２２５種）は大幅反落し、下げ幅は一時６００円を超えた。ロシアとウクライナの停戦交渉に進展がなかったことが失望された。米国で２月の消費者物価指数が発表され、前年同月比の伸び率が４０年１カ月ぶりの大きさとなった。来月以降のさらなる物価高も予想され、前日の米国市場が下落したことも重しとなった。

　午前終値は前日終値比６２５円６６銭安の２万５０６４円７４銭。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は３６・３４ポイント安の１７９３・６９。

　欧州中央銀行が量的金融緩和策の縮小を加速する方針を示して欧州株が大幅下落したことも悪材料だった。

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