2022.03.11 09:12
一般市民1506人が死傷と発表 国連、ロシア侵攻開始後
【ロンドン共同】国連人権高等弁務官事務所は10日、ウクライナでロシアの侵攻後、子どもを含む一般市民1506人が死傷したと発表した。死者が549人で負傷者は957人。9日時点の集計値だが、南東部マリウポリなどで激しい攻撃が行われており、実際の負傷者数はさらに多いとみている。主な原因は砲撃やロケット砲、ミサイル、空爆という。
1506人のうち、ロシアのプーチン大統領が親ロ派の主権を承認した地域を含むドネツク州、ルガンスク州だけで123人が死亡し、485人が負傷した。