2022.03.10 15:16
東証大幅反発、終値は972円高 原油価格一服を好感、全面高に
上げ幅が一時1000円を超えた日経平均株価を示すモニター=10日午後、東京・東新橋
10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。終値は前日比972円87銭高の2万5690円40銭で、2020年6月16日(1051円高)以来の上昇幅となった。値上がりは5営業日ぶり。ウクライナ危機の深刻化で続いた原油先物相場の高騰がいったん落ち着いたことで、景気減速への懸念が後退して全面高となった。上げ幅は1000円を超える場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)は71・14ポイント高の1830・03。出来高は約15億400万株。
9日までの4営業日で平均株価が計1850円超値下がりしていたが、10日は大幅なプラス圏のまま推移した。