2022.03.10 10:38
大麻で少年摘発、過去最多 994人、ネットで入手か
大麻草
2021年に大麻取締法違反で摘発した14~19歳の少年は前年に比べ12・1%増の994人で、過去最多だったことが10日、警察庁の統計(確定値)で分かった。大麻はインターネットで簡単に入手できる上、若者に危険性が浸透していないことなどが背景にあるとみられる。
近年は、有害成分を濃縮したワックスやリキッドのほか、より濃度の高い花の部分も出回っている。警察庁は関係機関と連携して取り締まりを強化し、ユーチューブを使った乱用防止の啓発活動を始めた。
994人の内訳を見ると、男子896人、女子98人で、前年と比べて男子が大幅に増加した。