2022.03.09 19:03
野球部女子マネジャー死亡が和解 新潟、学校側が哀悼の意
新潟県加茂市の加茂暁星高で野球部マネジャーだった小林奈歩さん=当時(16)=が2017年7月、練習後に走って戻った学校で倒れ、死亡したのは監督らが適切な救命措置を取らなかったのが原因として、遺族が学校側に約6300万円の損害賠償を求めた訴訟は9日、新潟地裁で和解が成立した。学校側が遺族に直接哀悼の意を表し、解決金300万円を支払う。
訴状によると、17年7月21日午後、小林さんは監督の指示で練習場所の野球場から約3・5キロ離れた学校まで走って戻った。到着後に倒れて意識不明となり、搬送先の病院で死亡した。死因は低酸素脳症だった。