2022.03.09 18:06
TCI Co., Ltd.（大江生医）がAPECフォーラ横断フォーラムで2030年までに100％再生可能エネルギーを使用すると宣言
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AsiaNet 94815
【台北2022年3月9日PR Newswire】
TCI Co., Ltd.（大江生医）は3月2日、台湾経済部Bureau of Standards, Metrology and Inspection（標準検験局）が開催した「APEC Cross-Fora Forum（APEC=アジア太平洋経済協力会議＝フォーラ横断フォーラム）」の記者会見に招待された。その席でTCIのVincent Lin会長は、TCIが2030年までに100％再生可能エネルギー使用を実現して省エネルギー分野で台湾製造業のリーダーとなり、バイオテクノロジー分野における世界的な環境基準を設定すると発表した。
Vincent Lin会長は記者会見で、同社は2017年にRE100（使用電力を100％再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的イニシアチブ）に申請し、2018年に加盟が認められたと説明。申請過程で目標を設定するにあたり、目標期日を2045年、或いは2050年とすることができると提案されたものの、省エネルギーはあるべき未来の姿であり、少しでも早く実行するべきだと考え、2030年を目標とすると決意。同氏はすぐに各事業プロジェクトの見直しを開始し、再生可能エネルギーの使用と矛盾するプロジェクトは将来生き残れないと判断した。同氏は、再生可能エネルギー使用と省エネルギーの方針に適するようTCIの業務や体質を改革。 環境保護と経済的利益のバランスを取りつつ、2030年までに100％再生可能エネルギー使用を達成するプロセスを開始した。Vincent Lin氏は、このイベントに参加しているさまざまな分野のビジネスリーダーは、独自の専門知識を持った省エネルギーとCO2削減のパートナーであり、100％再生可能エネルギー使用に向け互いに支援することができるだろうと語った。
記者会見には経済部主任秘書、Office of Energy and Carbon Reduction of the Executive Yuan（行政院エネルギー・炭素削減室）副局長、Bureau of Standards, Metrology and Inspection（標準検験局）局長、米国 Center for Resource Solutions（リソースソリューション・センター、CRS）所長のほか、AUO会長、Cathay Financial Holdings社長、Delta Electronicsのサステナビリティ部門最高責任者、TCI会長、PwC Taiwanディレクター、Taipei 101会長ら、台湾フォーラムに参加している企業の代表が出席した。
「Utilizing Renewable Energy Certification to Facilitate APEC Regional Renewable Energy Growth（再生可能エネルギー認証の利用でAPEC地域の再生可能エネルギーを促進する）」をテーマに3月7日から9日まで開催されるAPECオンラインフォーラムは、APEC加盟21ヶ国・地域が再生可能エネルギー認証の観点から再生可能エネルギー問題の解決を推し進める最初の機会。フォーラムのテーマは、行政、市場、企業のESG（環境・社会・ガバナンス）の立場から議論される。また台湾がAPEC国際会議の場でこの地域における「エネルギー」と「基準」に関するフォーラ横断のフォーラムを共催するのは初めてのことであり、これは再生可能エネルギーと認証市場の発展にとって極めて重要な意味を持っている。
（日本語リリース：クライアント提供）
TCI
