2022.03.09 16:03
ゾウが描いた絵の売上寄付、千葉 「ウクライナの動物助けたい」
ヒマワリの絵を描くアジアゾウの「ゆめ花」=2016年、千葉県市原市(市原ぞうの国提供)
千葉県市原市の動物園「市原ぞうの国」は9日、ゾウが描いた絵の売り上げの一部をウクライナに寄付する支援活動を始めた。これとは別に、100円以上募金した来園者には、アジアゾウ「ゆめ花」が描いたウクライナの国花ヒマワリが印刷されたポストカードもプレゼントする。
坂本小百合園長は、首都キエフの動物園が餌の調達や安全の確保に困っているのを報道で知ったといい「大型動物の避難は難しい。なんとか大切な命を助けてあげたい」と話した。
ぞうの国では、ゾウが鼻でつかんだ筆で絵を描くショーが人気で、絵は観客に1枚5千円で販売されている。