2022.03.09 15:37
プラ製フォーク配布休止を検討 ファミマ、都内で実証実験
ファミリーマートが配布しているプラスチック製フォーク(左)と先割れスプーン
ファミリーマートは9日、プラスチックの使用量を減らすため、東京都内の10店舗でプラスチック製のフォークと先割れスプーンの配布を休止する実証実験を行うと発表した。約1カ月間、フォークなどの代わりに箸を配布する。客の反応や売り上げへの影響を確認し、全国約1万6千店への拡大を検討する。
「プラスチック資源循環促進法」が4月に施行されるのを前に、取り組みを強化する。同社は、全店で配布を取りやめればプラスチック使用量を年間約260トン削減できると推計している。
ファミリーマートは現在、パスタやサラダを買った客にプラスチック製のフォークなどを無料で配布している。