2022.03.08 19:52
コンサル大手を書類送検 違法残業疑い、東京労働局
厚生労働省東京労働局は8日、コンサルティング大手のアクセンチュア(東京都港区)が、社員に月143時間の違法な時間外労働をさせたとして、労働基準法違反の疑いで、法人としての同社とシニアマネジャーを務める男性社員を東京地検に書類送検した。同局によると、同社では複数回、違法残業が確認されたが、適切な改善が見られなかったという。
同社は取材に「関係法令を順守し、さらなる働き方改革、組織・風土改革に全力で取り組む」などとコメントした。
書類送検容疑は昨年1月3~30日、社員1人に法定の週40時間を超える違法な時間外労働をさせた疑い。