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2022.03.08 19:33

コロナ対策予算、脱炭素に遠く 米大学チーム、G20を分析

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 先進国と新興国の20カ国・地域(G20)が、新型コロナウイルス禍からの景気回復に充てる予算計約14兆ドル(約1610兆円)のうち、温室効果ガスの排出削減につながるのは6%のみとの分析を米ジョンズ・ホプキンズ大のチームが8日までにまとめた。脱炭素社会の実現に必要な額にはほど遠く「再生可能エネルギーなどへの長期的投資は経済成長につながる」と再考を促した。


 2020年1月~21年12月のG20各国の予算を比較した。約14兆ドルのうち再生可能エネルギーや鉄道輸送の拡大、建物の省エネ化など、排出削減効果がある使途は6%に当たる約8600億ドルにとどまると分析した。

(c)KYODONEWS

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