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2022.03.08 19:21

「拘禁刑」創設、閣議決定 明治以来の刑罰変更

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 拘禁刑創設のポイント

 刑の種類で刑務作業の義務がある懲役と義務のない禁錮を廃止し、作業や指導が柔軟にできる「拘禁刑」を新たに設ける刑法などの改正案が8日閣議決定された。改正案では拘禁刑の目的として受刑者の「改善更生」を掲げており、「応報」から「再犯防止」へと刑罰の概念が大きく変わる。


 古川禎久法相は閣議後の記者会見で法案の趣旨について「新たな被害者を生まない安全安心な社会の実現につながるものだ」と強調し、今国会成立への意欲を見せた。


 1907(明治40)年制定の刑法で定められた刑の種類を変えるのは初めて。国会で成立しても拘禁刑の施行は公布から3年以内となる見通し。

(c)KYODONEWS

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