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2022.03.08 18:33

災害時精神医療、隊員不足に懸念 DPAT先遣隊、全国で800人

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 DPAT先遣隊員登録数の推移

 東日本大震災を契機に発足した災害派遣精神医療チーム(DPAT)について、おおむね48時間以内に被災地入りが可能な先遣隊の隊員登録者が全国で807人(2021年12月末時点)となったことが8日、DPAT事務局への取材で分かった。専門家は「南海トラフ大地震などの広域的な災害では、不足する可能性がある」と懸念する。


 先遣隊は国が委託する事務局の研修を受け、被災直後からの対応を担う。16年度末105人で、19年度末には458人、20年度末は775人。だが21年12月末までに32人しか増えなかった。新型コロナウイルス禍で研修に支障が出たとみられる。

(c)KYODONEWS

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