2022.03.08 15:10
東証、終値2万5000円割れ ウクライナ情勢深刻化
東京証券取引所(マーケットセンター)=東京・日本橋兜町
8日の東京株式市場の日経平均株価(225種)終値は前日比430円46銭安の2万4790円95銭と、心理的な節目の2万5000円を割り込み、約1年4カ月ぶりの安値を付けた。下落は3営業日連続となる。ウクライナ情勢の深刻化が投資家心理を冷やした。アジアの各市場が軒並み下落したことも重荷だった。
平均株価の下落幅は3営業日で計1800円近くに達した。東証株価指数(TOPIX)は34・17ポイント安の1759・86。出来高は約18億7300万株だった。
前日のダウ工業株30種平均は、ウクライナ侵攻で原油などが高騰し、世界経済が悪化するとの見方から急落した。