2022.03.08 11:57
東証、午前終値は2万5143円 一時2万5千円割れ
8日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。下げ幅は一時300円を超え、節目の2万5000円を割り込み、約1年4カ月ぶりの安値をつけた。ウクライナ情勢に改善の兆しが見えず、投資家の懸念が強まった。
午前終値は前日終値比77円89銭安の2万5143円52銭。東証株価指数(TOPIX)は9・37ポイント安の1784・66。
前日の米株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、終値として今年最大の下げ幅を記録。8日の東京市場も流れを引き継いだ。ウクライナ有事を受け、原油や小麦などの価格が高騰し、インフレが加速して景気が減速するとの警戒感が高まった。