2022.03.07 19:43
19歳少年、鑑定留置終了 甲府の夫婦殺害放火事件
甲府市で昨年10月、会社員宅が全焼し、夫婦が刃物で刺され死亡した事件で、甲府地検は7日、殺人と現住建造物等放火容疑などで逮捕された少年(19)の鑑定留置が終了したと発表した。
勾留期限の11日までに家裁送致され、その後少年審判が開かれる見通し。家裁が検察官送致(逆送)を決め、改正少年法が施行される今年4月1日以降に起訴された場合は、「特定少年」として実名報道が可能となる。
事件は昨年10月12日未明に発生。2階建て住宅が全焼し、焼け跡から夫婦の遺体が見つかった。いずれも複数の刺し傷があり、失血死。山梨県警は、夫婦の次女への傷害容疑で翌日に少年を逮捕した。