2022.03.07 17:43
福島で国道の鉄橋流失、雪崩か 長さ93メートル、人的被害なし
福島県は7日、同県只見町田子倉の国道252号にある長さ93メートル、幅9・2メートルの鉄橋「あいよし橋」が雪崩で流失したとみられると発表した。現場は新潟県境に近い山間部で、昨年12月から冬季通行止めとなっており、人や家屋に被害はなかった。
福島県によると、近くにあるダムの定期点検に当たる電源開発(Jパワー)のヘリコプターが4日、上空から確認し県に連絡した。橋は最後に確認された2月14日以降、橋桁に雪崩の直撃を受け流されたとみられる。例年より雪が多く、只見町の積雪量(4日時点)は観測地点で252センチに上る。
橋は新潟県境近くで、2002年11月に完成。