2022.03.07 16:32
ロシア軍、集結の95%侵攻 首都キエフ孤立狙う、強い抵抗
【ワシントン共同】米国防総省高官は6日、ロシア軍がウクライナ国境に集めた戦力の約95%を侵攻に投入し、発射したミサイルは約600発に上るとの分析を明らかにした。ウクライナの首都キエフや第2の都市ハリコフなどの孤立化を狙うが、強い抵抗を受けているとしている。
高官によると、ウクライナ南部ヘルソン近くなどで戦闘を確認。ロシアとウクライナが民間人を退避させる「人道回廊」設置で合意した南東部マリウポリを包囲するための戦闘も続く。広範囲で水道や電気の供給停止が報告されている。
ウクライナ上空では、空域を奪い合う戦いが継続している。