2022.03.07 09:27
東京原油13年半ぶり高値 金価格は最高額8109円
週明け7日午前の東京商品取引所で中東産原油の先物が急騰した。指標価格は一時、前週末清算値(株価終値に相当)に比べ1キロリットル当たり1万1千円高の7万8820円を付け、2008年8月下旬以来約13年半ぶりの高値となった。ウクライナ有事が要因。国内のレギュラーガソリン価格や電気代が上昇しそうだ。
有事の安全資産とされる金も値上がりした。国内の金小売価格の指標となる田中貴金属工業(東京)の販売価格は7日、1グラム当たり8109円に上昇し、過去最高額を更新した。大阪取引所の金先物価格も一時、過去最高値を更新した。