2022.03.07 00:13
米、ロシアの民間人攻撃を調査 石油の輸入禁止措置検討
6日、ウクライナ南部オデッサで、砂袋でバリケードをつくる市民ら(ロイター=共同)
【ワシントン、パリ共同】ブリンケン米国務長官は6日のCNNテレビで、ロシア軍のウクライナ侵攻について「戦争犯罪にもつながる民間人への意図的な攻撃に関し信頼できる報告がある」と述べ、国際機関が戦争犯罪の有無を検証できるよう情報を収集していると明らかにした。ロシアは民間人攻撃を否定しているが、米国は調査を通じロシアの主張を突き崩したい考えだ。
長官はまた、ロシア産石油の輸入禁止措置について欧州の同盟国と検討していると明らかにした。
ウクライナ治安当局は核物質を扱うハリコフの物理技術研究所の敷地に6日、ロシア軍がロケット弾を撃ち込んだと発表した。詳細は不明。