2022.03.05 16:02
在留外国人妊産婦の孤立防げ やさしい日本語でアドバイス
きずなメールの「やさしい日本語版」(きずなメール・プロジェクト提供)
妊産婦の孤立や乳幼児虐待を防ぐため、医師らが監修した妊娠・育児のアドバイスを提供している東京のNPO法人「きずなメール・プロジェクト」が、在留外国人向けに「やさしい日本語版」の情報配信を始めた。日本の医療制度なども分かりやすく伝える。ホームページで登録すると、メールやLINE(ライン)で無料で読める。
きずなメールは妊娠中から生後100日までは毎日、その後1歳までは3日に1通程度配信。妊娠中は胎児の成長、産後は乳児健診や離乳食などの情報が届く。全国で約4万人が利用している。
厚生労働省によると、2020年に日本で生まれた父母が外国籍の子は約1万8千人。