2022.03.05 09:57
パキスタン爆発、ISが声明 56人死亡、「自爆」と主張
パキスタン北西部で爆発現場となったモスク=4日、ペシャワル(ロイター=共同)
【イスラマバード、カイロ共同】パキスタン北西部ペシャワルにあるイスラム教シーア派のモスク(礼拝所)で起きた爆発で、過激派組織「イスラム国」(IS)は4日、戦闘員による自爆だったとする声明を出した。IS系メディアが伝えた。モスクには金曜礼拝のため大人数が集まっており、死者は少なくとも56人、負傷者は200人近くに上った。
捜査当局は当初、男2人がモスクに押し入ろうとしたと説明したが、防犯カメラの映像から襲撃犯は1人だったとみられる。現地からの報道によると、ISは声明で、戦闘員が身に着けていた爆発物を起爆させたと主張した。