2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.03.04 13:25

入管女性収容死で国を提訴 スリランカ人遺族、名古屋

SHARE

 提訴のため、ウィシュマ・サンダマリさんの遺影を手に名古屋地裁に向かう妹のポールニマさん(前列中央)ら=4日午後

 2021年3月に名古屋出入国在留管理局の施設収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、遺族が4日、国に損害賠償を求め、名古屋地裁に提訴した。亡くなってから6日で1年となる。


 ウィシュマさんは17年、日本語を勉強するため「留学」の在留資格で来日。その後不法残留となり、20年8月、静岡県の交番に出頭し逮捕後、名古屋入管に収容された。21年1月以降、嘔吐などの体調不良を訴えたが、一時的に収容を解く仮放免は最後まで認められなかった。


 出入国在留管理庁は同8月、職員の危機意識が乏しかったなどとする調査報告書を公表した。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月