2022.03.04 12:13
東証急落、一時800円安 午前終値は2万6020円
節目の2万6000円を割り込んだ日経平均株価を示すボード=4日午前、東京・東新橋
4日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落した。ウクライナ南部ザポロジエ原発の施設が砲撃され、情勢悪化を警戒した売り注文が広がった。前日終値比の下げ幅は一時800円を超え、節目の2万6000円を割り込んだ。取引時間中として2020年11月20日以来、約1年3カ月ぶりの安値を付ける場面があった。
午前終値は前日終値比556円67銭安の2万6020円60銭。東証株価指数(TOPIX)は29・87ポイント安の1851・93。
ザポロジエ原発で爆発が起きればチェルノブイリ原発の10倍の被害になると報じられたことも投資家心理を冷やした。