2022.03.04 09:09
ロシアの格付け、再引き下げ S&P、債務不履行警戒
【ニューヨーク共同】米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは3日、既に投機的水準だったロシアの外貨建ての長期債務格付けをさらに引き下げて「トリプルCマイナス」とした。自国通貨建ても同じ格付けまで引き下げた。欧米の経済制裁により、デフォルト(債務不履行)リスクが大幅に高まったためと説明している。
2月25日に外貨建てを投機的水準の「ダブルBプラス」、自国通貨建てを投資適格下限の「トリプルBマイナス」にそれぞれ下げており、1週間でさらに格下げした。見通しは「ネガティブ」を維持しており、さらに引き下げる可能性がある。