2022.03.04 06:55
「妥協できない点ある」 停戦交渉でゼレンスキー氏
3日、ウクライナの首都キエフで演説するゼレンスキー大統領(大統領府提供、AP=共同)
【モスクワ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、テレビ中継方式で記者会見し、侵攻を受けているロシアとの停戦交渉について継続の意思は示しつつ「妥協できない点もある」と述べ、難航を示唆した。ロイター通信などが伝えた。
ゼレンスキー氏は「ロシアのプーチン大統領とあらゆる問題を話し合う用意がある」と述べ、停戦のための直接交渉を呼び掛けた。
ロシアはウクライナの非武装化や中立化などを要求。ゼレンスキー氏は停戦交渉に関し「犠牲を生まないために、妥協できる部分がある」とする一方で「ウクライナはロシアの一部にはなり得ない」と述べた。