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2022.03.03 17:22

原発廃炉後の姿「判断難しい」 事故11年で東電責任者

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 オンラインでのインタビューに応じる東京電力福島第1廃炉推進カンパニー最高責任者の小野明氏=2日(東電提供)

 東京電力福島第1廃炉推進カンパニー最高責任者の小野明氏は3日までに、福島第1原発の廃炉後の姿について「今の段階で判断するのは難しい」と述べ、将来国や地元自治体と議論して決めるとの考えを示した。第1原発事故から11年になるのを前にインタビューに応じた。


 国と東電の廃炉工程表では事故の30~40年後に廃炉を終えるとしているが、更地にするかどうかなど最終状態を示していない。溶融核燃料(デブリ)の全量取り出しや建屋解体の可否は不透明だが、小野氏は「今は情報を集めることが非常に大事」と話し、技術的検討を進め議論の土台をつくりたいとした。

(c)KYODONEWS

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