2022.03.03 17:13
前米国務長官「常に台湾と共に」 蔡総統と会談、関係強化へ
記念品を手にするポンペオ前米国務長官(左)と蔡英文総統=3日、台北の台湾総統府(総統府提供・共同)
【台北共同】台湾訪問中のポンペオ前米国務長官は3日、蔡英文総統と会談し「米国は常に台湾と共にあり続ける」と述べ、民主・共和両党の垣根を越えて台湾との関係を強化していく考えを表明した。2日には米軍制服組トップを務めたマレン元統合参謀本部議長が蔡氏と会談。対中強硬派のポンペオ氏も会談したことに対し、中国はさらに反発を強めそうだ。
ポンペオ氏はロシアのウクライナ侵攻に触れ「自由は平和を求める人々で守っていかなければならない」と表明し、台湾と価値観を共有しているとの認識を示した。
蔡氏は「台米関係の進展に多くの貢献」があったとして、ポンペオ氏に勲章を授与した。