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2022.03.03 15:42

名張事件、弁護団が特別抗告へ 最高裁が再審可否を判断

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 記者会見する鈴木泉弁護団長=3日午後、名古屋市

 三重県名張市で1961年、懇親会に参加した女性5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件で、弁護団が3日、奥西勝元死刑囚の再審開始を認めなかった名古屋高裁決定を不服として最高裁に特別抗告する意向を表明した。名古屋市で記者会見し、第10次再審請求の棄却を受けた今回の異議審での決定は「審理が不十分」と指摘。再審可否の判断は最高裁に委ねられる。


 鈴木泉弁護団長は、専門家による独自鑑定などの新証拠を否定した決定を「科学の素人である裁判官が証拠を葬り去った」と批判。オンラインで会見に参加した元死刑囚妹の岡美代子さん(92)は「奥西勝は絶対にやっていません」と冤罪を訴えた。

(c)KYODONEWS

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