2022.03.03 15:03
大リーグ機構トップに高まる批判 開幕延期、選手から不満の声
【ニューヨーク共同】労使決裂で米大リーグの開幕延期が決定してから一夜明けた2日、選手からは不満の声が上がり、大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーへの批判が高まっている。
エンゼルスの主砲で大谷翔平と同僚のトラウト外野手はツイッターに「誠実に交渉する代わりに、ロブは試合を中止した。選手たちは団結している。次の世代に対する義務だ」と訴えた。
労使対立による開幕延期を27年ぶりに引き起こしたコミッショナーの振る舞いも、やり玉に挙げられている。交渉の合間にゴルフスイングの練習をする姿が撮影され、延期決定の会見では笑みを浮かべたことが不評を買った。