2022.03.03 06:29
NY株反発、596ドル高 金融引き締めの懸念後退で
ニューヨーク証券取引所のディーラーたち=2日(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日比596・40ドル高の3万3891・35ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の米議会証言を受けて急速な金融引き締めへの警戒感が後退し、買い注文が広がった。ほぼ全面高の展開となった。
パウエル氏が今月15、16日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で0・25%の利上げを支持する提案をしたいと発言し、引き上げ幅が0・5%になるとの懸念が緩和された。ロシアとウクライナの停戦交渉の進展を期待した買いも入った。