2022.03.02 19:00
21年産米、「特A」11銘柄減 天候影響、食味ランキング
日本穀物検定協会が2日発表した2021年産米の食味ランキングによると、5段階評価で最上級の「特A」は42銘柄で、前年より11銘柄減少した。特Aが50銘柄を下回るのは、17年産以来4年ぶり。天候不順の影響で、20年産では特Aだった福島の3銘柄や長野の2銘柄などが1ランク下の「A」に後退した。
産地や品種などで区分した全国(東京、大阪、沖縄を除く)の152銘柄を味や香りなどで評価。特Aの減少について、協会の担当者は「夏から秋口にかけての長雨による日照不足が原因と考えられる」と分析した。