2022.03.02 17:02
ウクライナ出身選手が練習、北京 胸元にハートの国旗
【北京共同】北京冬季パラリンピックの開幕を前に、ノルディックスキー距離とバイアスロンの女子座位に出場するオクサナ・マスターズ(米国)が2日、河北省張家口の国家バイアスロンセンターで、出身国のウクライナ国旗をハートにかたどったマークを胸元に付けて練習に臨んだ。
両手足に先天性の障害を抱える32歳のマスターズは、7歳で養女になって米国に移住。2018年平昌大会はスキー距離で二つの金メダルを獲得し、昨夏の東京大会では自転車ロードで2冠を達成した。ロシアがウクライナに侵攻を開始した直後に、自身のSNSで「私はいつも、いつまでもウクライナの味方」とつづっていた。