2022.03.01 18:10
国連でロシアに非難集中、孤立 緊急特別会合、決議採択へ訴え
2月28日、国連総会の緊急特別会合に出席したロシアのネベンジャ国連大使=ニューヨークの国連本部(AP=共同)
【ニューヨーク共同】2月28日に始まった国連総会の緊急特別会合では、ウクライナ侵攻を巡りロシアを非難する声が各国から集中した。安全保障理事会では拒否権を行使し非難決議案を廃案に追い込んだロシアだが、総会で拒否権はない。安保理と同様の非難決議が採択される見通しで、国際的な孤立が鮮明となっている。
「これはウクライナだけの話ではなく、国連の存在意義を守ることでもある」。フランスのドリビエール国連大使は演説で、決議案に賛成するよう各国に訴えた。
会合では100カ国以上が順次意見表明した後、3月2日にも決議案を採択予定。