2022.03.01 07:15
米エアビー、避難10万人に住居 ウクライナ退避で無償提供
エアビーのロゴマーク=2019年、パリ(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】民泊仲介サイト大手の米エアビーアンドビーは2月28日、ウクライナから周辺国への避難民を対象に、最大10万人分の一時的な滞在先を無料で提供すると発表した。同社が設立した慈善事業団体や非政府組織(NGO)と連携して対応する。
住居の提供者と避難民をつなぎ、寄付金などで費用を賄う。エアビーのチェスキー最高経営責任者(CEO)は、ポーランド、ドイツ、ハンガリー、ルーマニアでの住居提供を呼び掛けた。各国の政府に支援を要請したとしている。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は28日、50万人超がウクライナから隣国へ退避したと発表した。