2022.03.01 06:03
日米欧首脳が人道支援を協議 核威嚇批判、ロシア問題
記者団の取材に応じる岸田首相=1日午前、首相官邸
【ワシントン共同】日米欧のG7、ポーランドやルーマニアなどの首脳は米東部時間2月28日、ウクライナに侵攻したロシア問題を巡って電話会議を開催した。ウクライナに対して武器供与や経済面の支援を協議。隣国ポーランドなどへの避難民が多く出ていることから人道支援も話し合った。
岸田首相はプーチン大統領による核部隊の戦闘警戒態勢命令を念頭に「唯一の戦争被爆国である日本、被爆地出身の首相として核による威嚇も使用もあってはならない」と述べた。首脳らは侵攻は国際法の深刻な違反だとしてロシアを厳しく非難し、国際社会が一致して強力な制裁措置を講じる必要があることを確認した。