2022.02.28 20:08
両陛下、感染症の歴史聞く コロナ禍踏まえ、長崎大教授から
長崎大熱帯医学研究所の山本太郎教授から感染症の歴史について説明を受けられる天皇、皇后両陛下=28日午後、皇居・御所(宮内庁提供)
天皇、皇后両陛下は28日、皇居・御所で新型コロナウイルス禍を踏まえ、長崎大熱帯医学研究所の山本太郎教授から感染症の歴史などについて説明を受けられた。
山本教授は、ペストなどの感染症が当時の社会に与えた影響について説明した。両陛下は1時間余りにわたり、メモを取りながら熱心に聞き、時折、質問したという。
両陛下はこれまでも医療や経済、福祉、教育へのコロナの影響について、専門家らから話を聞いてきた。2月1日にはオミクロン株の特徴などについて、厚生労働省の福島靖正医務技監から説明を受けた。