2022.02.28 19:22
保健師コロナ残業、月3百時間も 自治労連が労働実態調査
自治労連は28日、昨年7~9月の新型コロナウイルス流行「第5波」の対応に当たった保健所の労働実態調査結果を公表。第5波のピークだった昨年8月、職員の平均残業時間が過労死ラインの月80時間以上だった施設は五つあり、最長で月298時間の残業をした保健師もいた。全国の29施設を調べた。
28日記者会見した自治労連の高柳京子副委員長は「心身ともに壊れるような働かせ方を2年以上放置する政府、自治体は無責任だ」と批判し、人員補充を求めた。
調査結果によると、平均残業時間については、回答のあった22施設中、5施設で月80時間を超え、うち3施設で月100時間超だった。