2022.02.28 18:30
宿泊客、34都道府県で減少 21年、長引くコロナ禍
観光庁が28日公表した2021年宿泊旅行統計の都道府県別速報値によると、延べ宿泊者数は34都道府県で20年を下回った。長引く新型コロナウイルス禍による国内旅行の自粛や訪日客の減少が影響した。減少率は沖縄が最も大きく、人気の旅行先を抱える地域の落ち込みが引き続き目立った。富山など13県は前年を上回った。
21年の延べ宿泊者数は、沖縄が21・2%減の1086万4500人。減少率2位は佐賀(15・5%、154万1430人)、3位は京都(15・3%、1176万9700人)だった。
一方、富山は248万2510人でプラス11・4%だった。