2022.02.28 13:07
「あさま山荘」突入から50年 長野・軽井沢、死亡警官を慰霊
「あさま山荘事件」の突入から50年を迎え、顕彰碑を訪れた箱山好猷さん(前列中央)ら事件当時の県警機動隊員=28日午前、長野県軽井沢町
1972年2月に連合赤軍の武装メンバー5人が立てこもった「あさま山荘事件」で警察が突入、メンバー全員が逮捕されてから28日で50年となった。長野県軽井沢町の顕彰碑「治安の礎」では、軽井沢署員や町の防犯組合の役員らが参列し、殉職した警察官2人の慰霊式が開かれた。
顕彰碑前には、突入した県警機動隊員らの姿も。箱山好猷さん(86)は「事件を知らない世代も増えているが、それも月日の流れ。二度と起きなければそれでいい」と振り返る。
事件は72年2月19日に発生。連合赤軍のメンバー5人が河合楽器の保養所だったあさま山荘で、管理人の妻を人質に10日間立てこもった。