春告げる一面の黄　高知県四万十市入田、菜の花まつり開幕

2022.02.28 08:38

春告げる一面の黄　高知県四万十市入田、菜の花まつり開幕

高知新聞社

黄に染まった菜の花畑（四万十市入田）

　四万十市入田の四万十川河川敷で２６日、「四万十川花紀行　入田ヤナギ林菜の花まつり」が開幕した。約２キロにわたって広がる黄のじゅうたんが甘い香りを漂わせ、春の訪れを告げている。来月１３日まで。

　市や市観光協会などでつくる市観光振興連絡会議の主催。この日は家族連れらが花畑で写真を撮ったり、ゆっくり散策したり。宿毛小学校２年の鴻上晴さん（８）は「青い空とお花の色がきれいで、いい写真が撮れる。お花だけじゃなく、木や人がある景色がいい」と声を弾ませていた。

　動画を配信するＣＧキャラクター、花琴いぐささんとのコラボで市などの観光をＰＲするオリジナル曲が流され、会場はにぎやかな雰囲気に。市などによると、花は現在七分咲き程度で、３月中旬ごろまで楽しめそう。

　期間中の土日には物産展やコンサートなどの催しも予定。問い合わせは同市観光協会（０８８０・３５・４１７１）へ。（今川彩香）

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