2022.02.26 03:30
「一刻も早く平和戻って」 ウクライナ姉妹都市、安否気遣う
京都市の姉妹都市、ウクライナの首都キエフを訪れた市関係者ら=2017年6月(京都市会提供)
ウクライナの都市と親交を深めてきた日本国内の姉妹都市からは、市民の安否を気遣う声が上がる。首都キエフと50年以上、交流を続けてきた京都市の担当者は「一刻も早く平和が戻ってほしい」と祈る。
京都市によると、姉妹都市提携は1971年。それ以来、ウクライナの民族音楽団体が京都市民と合同コンサートを開いたり、京都市の茶道関係者がキエフを訪問したりしてきた。
ウクライナ南部の港湾都市オデッサと65年、姉妹都市になった横浜市。昨年11月には柔道愛好家たちがオンラインで実技や模範演技を披露して一緒に汗を流し、新型コロナ禍で往来の難しい中でも草の根交流は続いてきた。